配布ファイル


インストーラ( lGrWn0999b-XXX.exe;   XXX はコンパイラシステムの省略名 )によりインストールを行うと以下のファイルが最適なディレクトリに分散インストールされます。 なお, lGrWn0999b.lzh と lGrWn0999b.tgz は GrWin が対応しているすべての環境 のためのファイルを圧縮したもの(圧縮版)で, lGrWn0999b.exe はそのインストーラ版です。圧縮版をダウンロードした場合は解凍後に自分ですべてのインストールを行う必要がありますし,そのインストーラ版でも,インストール時に複数の環境を選択すると実行ファイルはすべて,指定した GrWin フォルダに格納されてしまうので,そのフォルダに自分でパスを通す必要があります。 インストールに自信がない人は自分の環境に合ったインストーラ版を使用することを強くお勧めします。 下に,インストールされるフォルダ別に,各配布ファイルについての簡単な説明を加えます。なお,バッチ・ファイル名に含まれる {F77}, {CC}, {CPP} は各使用環境における FORTRAN, C, C++ のコンパイラ名の略記ですのでつぎの表の対応する項目と置き換えて読んでください:

コンパイラ名の略記の対応表

GNU (*) watcom bcc dmc Intel vcpp vf
{F77} f77 wfl × × ifl × df
{CC} gcc wcl bcc dmc icl cl ×
{CPP} gpp wcl bcc dmc icl cl ×
(*) GNU = MinGW, cygwin, uwin, mingw32m, mingw32, ctgb20

a. GrWin フォルダ

ファイル名内 容
README.html README ファイル/HTML版
README.txt README ファイル/テキスト版
qanda.html Q and A/HTML版
lGrWn0999b.html ライブラリ・マニュアル/HTML版
lGrWn0999b.txt ライブラリ・マニュアル/テキスト版
f77chk.txtf77chk.pl の簡単な説明
demo\GrWin のサンプル・プログラムの入ったディレクトリ
pgplot\PGPLOT アプリケーションを実行するために必要なファイルと PGPLOT ライブラリのサンプル・プログラムの入ったディレクトリ
lGrWn0999b-XXX.issインストーラのソースコード( XXX はコンパイラの省略名 )
unins000.exe アンインストーラの実行ファイル
unins000.dat アンインストーラが使用するデータ・ファイル
GrWin.ico アンインストーラが使用するアイコン
b. コンパイラの実行ファイルのフォルダ

ファイル名内 容
grwnd.exe Windows Xp/2000/NT/Me/9x 上で本ライブラリを利用するための Windowsアプリケーション
grwnd.ini grwnd.exe のための .ini ファイル
f2c.exe FORTRAN77 で書かれたソースファイルを C に翻訳するための f2c の実行ファイル
f77chk.plFortran77 用のソース・コード・チェッカー (Perl スクリプト)
library.defライブラリ関数の定義ファイル( f77chk.pl で使用 )
gw{F77}.bat 拡張子が .f の Fortran ファイルから実行ファイルを生成するためのバッチ・ファイル
gw{CC}.bat 拡張子が .c の C ファイルから実行ファイル(CUI)を生成するためのバッチ・ファイル 
gw{CC}w.bat 拡張子が .c の C ファイルから実行ファイル(GUI)を生成するためのバッチ・ファイル 
gw{CPP}.bat 拡張子が .cpp の C++ ファイルから実行ファイル(CUI)を生成するためのバッチ・ファイル 
gw{CPP}w.bat 拡張子が .cpp の C++ ファイルから実行ファイル(GUI)を生成するためのバッチ・ファイル 
gwf2{CC}.bat 拡張子が .f の Fortran ファイルから実行ファイルを生成するためのバッチ・ファイル( f2c 用 )
pggw{F77}.bat PGPLOT ライブラリを使用した,拡張子が .f の Fortran ファイルから実行ファイルを生成するためのバッチ・ファイル
pggw{CC}.bat PGPLOT ライブラリを使用した,拡張子が .c の C ファイルから実行ファイル(CUI)を生成するためのバッチ・ファイル 
pggw{CC}w.bat PGPLOT ライブラリを使用した,拡張子が .c の C ファイルから実行ファイル(GUI)を生成するためのバッチ・ファイル 
pggwf2{CC}.bat PGPLOT ライブラリを使用した,拡張子が .f の Fortran ファイルから実行ファイル(CUI)を生成するためのバッチ・ファイル( f2c 用 ) 

c. コンパイラのライブラリファイルのフォルダ

ライブラリ名内 容
GrWin GrWin のライブラリ・ファイル
GrWin0 GrWin のライブラリ・ファイル(除,calcomp ライブラリ)
calcomp GrWin のライブラリ・ファイルから calcomp ライブラリ部分だけを取り出したもの(GrWin =GrWin0 + calcomp)
pgplot PGPLOT ライブラリのライブラリ・ファイル( GrWin 使用)
cpgplot PGPLOT ライブラリを C で使うためのライブラリ・ファイル( GrWin + pgplot 使用)
f2c f2c.exe で C に翻訳したソースから実行ファイルを生成するためのライブラリ・ファイル

d. コンパイラのインクルードファイルのフォルダ

ファイル名内 容
GrWin.h 利用できるすべの関数のプロトタイプが宣言されているC言語用のヘッダ・ファイル
cpgplot.h PGPLOT ライブラリを C で利用するためのヘッダ・ファイル
f2c.h f2c.exe で C に翻訳したソースをコンパイルするために必要なヘッダ・ファイル


Tsuguhiro TAMARIBUCHI <tamari@spdg1.sci.shizuoka.ac.jp>

Last modified:  Sat Jun 28 16:52:32 JST 2003